滅菌・消毒システムについて | 美里歯科

滅菌・消毒システムについて

美里歯科のこだわり 滅菌・消毒システム

感染予防の世界基準ための見える 安心。安全。清潔

自分が通いたいと思う歯科医院作りを考えたときに、安心・安全・清潔が第一に思い浮かびました。唾液や血液を扱う歯科医院だからこそ、目に見えない感染予防にはこだわりました。そして、あえて消毒滅菌システムを見せることで、患者さんも働く私たちも安心・納得できるように感染予防の世界基準であるスタンダードプリコーションを実現した最高水準の消毒滅菌システムを整備しました。

スタンダードプリコーションとは

「全ての人が保菌者と想定し感染予防に努める」

 

1996年米国疾病予防センター(CDC)が提唱した、感染症の有無に関わらず全ての方のケアに際して、血液やだ液などの湿性物質は感染性を有するものとして取り扱うという考え方。

参考CDC:2007 Guideline for Isolation Precautions:Preventing Transmission of Infectious Agents in Healthcare Settings.

 

美里歯科では新型コロナウイルスなど感染症予防に限らず、あらゆる病原菌の感染対策として日頃より院内の感染予防対策をしっかり行っております。

取り組み1 機材の取り組み

歯科医療器材について

患者さんや医療従事者が互いに感染し合う状況を防ぐことを目的とし、正しい消毒滅菌方法を理解・ルール化して、必ず下記の工程をたどるようにしております。

 

美里歯科 滅菌機材の考え方

 

 

ヨーロッパ基準のクラスB滅菌器

クラスB滅菌器スタンダードプリコーション(全ての人が保菌者と想定し感染予防に努める)の考えのもとヨーロッパ基準のクラスB滅菌器で器具の滅菌で、さまざまな器具を隅々まで滅菌いたします。

クラスSハンドピース滅菌器

ハンドピース滅菌器ハンドピースとは、患者さまのお口に直接触れる器具です。ハンドピース先端はもちろん、本体にも飛沫が付着したり唾液がパーツの隙間に入り込む可能性があります。そのため専用の洗浄滅菌器でハンドピースを洗浄滅菌し患者さまごとに交換しております。

空気除菌消臭器による院内の浮遊一般細菌の除去

美里歯科のエアミスティミニ​一般細菌からウイルスまで広範囲に浮遊一般細菌の除去するエアクリーナーを設置。コロナウイルスの消毒効果98%以上の能力で院内空気の除菌も徹底しております。

 

 

 

取り組み2 ゾーニング(区域分け)

ゾーン分けが徹底されている滅菌システム

器材の洗浄度により区域分けを行い、一方向への作業により清潔が保たれます。
滅菌工程を終えた器材は、外気の埃から守るため保管庫へ収納するため、清潔な器材を使用することができます。

美里歯科では第2種滅菌技士が在中しており、このような滅菌消毒システムを徹底的に行っております。

第2種滅菌技士 遠藤より
美里歯科の第2種滅菌技士このご時世、歯科へ通院が不安な方もいらっしゃると思います。わたしたちは滅菌士として口腔内に入る器具を清潔に保ち、安心して通院していただけるように取り組んでおります。院内や医療機器の清潔は、私におまかせいただければと思います。

美里歯科のヨーロッパ基準クラスB滅菌器

 

使用した器具等はまずオゾン水に浸します。次に超音波洗浄でタンパク質の分解を行ってから、高温洗浄機での洗浄を行います。クラスB滅菌器で滅菌をしたものは外気に触れないよう専用の滅菌庫で保管しております。

1.オゾン水洗浄


オゾン洗浄

器具等はまずオゾン水に浸します

2.超音波洗浄


超音波洗浄

超音波洗浄でタンパク質の分解

3.高温洗浄


小型高圧蒸気滅菌器

タンパク質の分解後、高温洗浄機での洗浄を行います

4.滅菌


クラスB滅菌器

ヨーロッパ基準のクラスB滅菌器で器具の滅菌で、さまざまな器具を隅々まで滅菌

5.滅菌保管庫


滅菌保管ケース

外気を遮断し滅菌庫に保管

 

 

取り組み3 滅菌が困難な部分の消毒作業について

患者さまが触れられる手すりやドア、お口をゆすぐ台の周りなどを特に念入りにアルコールで拭き取りを行っております。また施術者側が触れる操作ボタンやライトなども同様にアルコールで拭き取りを行っております。

美里歯科施設のアルコール消毒の様子

患者さま・スタッフの触れる部分の消毒

美里歯科施設のアルコール消毒の様子

手すり・ドアの取手・床の消毒

美里歯科施設のアルコール消毒の様子

診療後の洗口台にはオゾン水を流し消毒

美里歯科施設のアルコール消毒の様子

お水や空気が出る部分は患者さまごとに付け替え・消毒

TOPIC 新型コロナ ウイルス感染症への対策

TOPIC 1 美里歯科の感染予防対策

美里歯科ではかねてより感染予防対策には力を注いでおります。新型コロナ ウイルス対策として下記リンクページに記載しております。

TOPIC 2 感染予防に大切な生活習慣

私たちがウイルスに感染しないようにするには、バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠、規則正しい生活、などが必要です。そしてもう一つ!!お口のケアをプラスすることがとても重要です。

 

日本歯科医学会連合より以下を抜粋しました。

はじめに
―本情報提供の目的―

今般の新型コロナウイルスの歯科医療における感染症対応については、(公社)日本歯科医師会(以下、日歯)に対策本部が立ち上がり、内部組織である日本歯科医学会(以下、学会:学会連合とは別組織)からもメンバーが加わり、日歯のホームページの対策情報にリンクする形で学会から情報発信が行われています。

 

今回、日本歯科医学会連合(以下、学会連合)として新型コロナウイルス感染症対策チームを立ち上げ、ホームページで情報発信することになりました。ここでは、新型コロナウイルスについてのその時点での対応を紹介しながら、新型コロナウイルスへの対応を通して、国民との協働によって、歯科医療の安全性について一段と向上させるための取り組みです。

国民のみなさまへ その1
ウイルス感染に対抗する歯科の重要性

「インフルエンザ予防と歯周病菌との関係」より考えられること

 

1.口腔健康管理(口腔清掃)はウイルス感染への水際対策です

感染症予防のために大事なことは、身体を清潔にすることです。清潔な体の表面に病原菌は感染しにくいのです。しかし、手や体、髪を洗うことは心がけていても、お口の中を清潔にすることを忘れていませんか?

 

ウイルスの感染は、鼻と口と目から起こります1)。インフルエンザウイルスの場合、お口が不潔だと、口に入ってきたウイルスが感染しやすくなります。お口を清潔にし、健康に保つことはウイルス感染の水際対策なのです。お口に住んでいる細菌が出すタンパク分解酵素は、ウイルスが粘膜細胞の中に感染することを促進します2)。ウイルス感染予防のために、お口の衛生管理を心がけて下さい。特に歯周病菌は強力なタンパク分解酵素をもっています。歯周病にかかっている方には、ご自身での口腔清掃と共に、歯科医院におけるプロフェッショナルケアも大事です。

 

2.不潔なお口は腸内細菌のバランスを乱して全身の免疫力を弱めます

ウイルス感染への有効な対策は、体の免疫力を低下させないことです。腸内細菌のバランスは全身の免疫に密接にかかわっています。そのため、腸内細菌のバランスが崩れると、感染症にかかりやすくなったり、さまざまな全身疾患が発症しやすくなることが知られています3)。お口の細菌が食道・胃を通って腸内にたどり着き、腸内細菌のバランスを乱して全身疾患発症の原因となることが判ってきました4)。お口が不潔な方、特に歯周病にかかっている方は、食事のたびにたくさんのお口の細菌が腸に運ばれるため、全身の免疫力が低下するリスクが高まります。

 

3.お口が不潔だと肺炎のリスクも高まります

中高年になると誤嚥と言って、食べ物や唾液が気道に入ってしまうことがあります。お口が不潔だと、この時にたくさんの細菌が気管に入って肺にまで至り、誤嚥性肺炎という肺炎を起こしてしまいます。誤嚥のリスクが高い方は、ウイルス性肺炎のリスクも当然高くなります。

 

さらに、歯ぐきに住む歯周病菌が血流にのって全身を駆け巡り、体のあちこちに炎症を起こします5)。また、歯ぐきの炎症により作られた炎症を起こす物質(炎症性物質)も血流にのって全身へとばらまかれます。その結果、体の免疫が乱されてウイルス感染による炎症症状が進みやすくなってしまいます。

 

5.注意してください!コロナウイルスは口からもやってきます

現在、中国からたくさんの論文が発表されています。これらの論文は、ウイルス感染が「口腔からも始まる」可能性を示しています1, 6)。今後ますます検証が進むと、コロナウイルス感染の予防には口腔衛生管理が重要であることがはっきりしてくることでしょう。

 

手洗い・うがいに加えて、お口のセルフケア(丁寧な歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科医院での専門的クリーニング)を心がけてください。また、舌を磨くこともウイルス感染予防に効果があります。

 

文献

1) Peng X, Xu X, Li Y, Cheng L, Zhou X, Ren B.:Transmission routes of 2019-nCoV and controls in dental practice. Int J Oral Sci.12(1):9, 2020.

 

2) 松山州徳:プロテアーゼ依存的なコロナウイルス細胞侵入.ウイルス.61巻1号,pp.109-116,2011.

 

3) 安藤朗編:腸内細菌と臨床医学.別冊・医学のあゆみ.医歯薬出版, 2018.

 

4) Olsen I, Yamazaki K.:Can oral bacteria affect the microbiome of the gut? J Oral Microbiol. 11(1):18, 2019

 

5) Beck JD, Slade G, Offenbacher S.: Oral disease, cardiovascular disease and systemic inflammation.Periodontol 2000.23:110-20, 2000.

 

6) Yan Y et al.: Consensus of Chinese experts on protection of skin and mucous membrane barrier for healthcare workers fighting against coronavirus disease 2019. Dermatol Ther.13:e13310, 2020.

 

参考動画


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2020.12.01

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